南アフリカの多肉植物15


画像はアルストニーの自生地、Steinkopfの気候グラフ。画像では、リトープス属繭型玉の自生地気候となっているが、Steinkopfはアルストニーの自生地でもある。
夏にはまったく雨が降らず、冬にほんのちょっとの雨。
Steinkopfの標高は、800mほどだが、アルストニーの採集地はさらにこの上の高地のようなので、スパルマントイデスと同じように、高山性の性質を持つと思う。
これが夏越しの難しい理由だろう。
真夏でも最高気温30℃。最低気温14℃。さらに標高の高いところだと、最高気温、最低気温ともに、低くなることは間違いない。
こんなところが自生地の植物を日本の平暖地で育てるのは、難しくて当たり前。今度枯れたら、もう栽培はあきらめた方がいいのかもしれない。