実生紫帝玉2


本格的に暑くなってきたので、実生紫帝玉の鉢を二重鉢にした。
8株を植え替えたが、一番生育の悪かった一株が消滅し、残りは7株。そのうち二株は生育が順調で、脱皮も無事に終えるだろう。
また、二株は脱皮の兆しが見えていて、これも問題ない。残り3株は生育も悪く、脱皮までこぎつけるかは微妙。
さて、この鉢をどこに置くか。日差しの強い場所に置くと、全滅の恐れがある。かといって、日陰では生育しないだろう。
紫帝玉は野生種の帝玉から、人為的に選抜したものなので、野生種ほどの強健さはないと考えたほうがいい。
色が濃いのも、太陽光線の熱を吸収しやすく、日焼けの可能性は野生種よりずっと高いはずだ。
それで、この実生帝玉も含めて、昨年、直射日光栽培をしたリトープスの鉢も同じように管理できるように、二階のベランダの手すりから、屋根の一部を覆うように、遮光ネットを掛けることにした。
直射日光栽培だと、朝に二重鉢の砂に給水しておいても、正午ごろには、また、給水の必要があり、リトープスも鉢の数が増えた現在では、ちょっと世話が大変。
朝一度だけ給水すれば、次の日まで大丈夫なように、遮光栽培にしようと思う。