スズメのヒナ2014-5



親鳥が育てた場合だと、もうそろそろ巣立ちの時期。
足温器の上に置いた毛布から這い出して、外をうろうろしだしたので、見失うと大変。
小さなダンボールの箱を加工して、その中にヒナを入れることにした。
空気が通るように、箱にたくさんの穴を開け、箱のそこに百円ショップで見つけたフエルトを敷き、さらにその上に、綿のハンカチを重ねておいた。
この箱を足温器の上に載せて、箱の中の温度を40℃ぐらいなるように足温器の温度を調節。
箱全体を暖める必要はなく、むしろ、箱の半分は足温器からはみ出るようなおき方をする。こうすることで、ヒナが自分にとって一番快適な温度のところを選べるようにする。
ヒナはまだ暑いほうが快適に感じるのか、箱の中の40℃ぐらいの温度のところを選んでいる。
えさは相変わらず、練りえさだが、今日は、生のミルワームをピンセットでつまんで与えてみた。空腹のときだと、一、二匹は食べる。ミルワームを与える直前に、頭の部分をつぶしておく。こうすれば、ヒナがワームを丸呑みしても何の問題もない。
画像は今日のヒナの様子。手に乗せると、そこから羽ばたいて飛ぼうとする。
自然状態だと、この時期に巣からおちて、人間に拾われるという事態が発生するころだ。