新・からだのこと1

「からだのこと」と題するシリーズ記事を当ブログで始めたのは2016年10月のこと。
それからまる2年以上が経った。
このシリーズでは、NHKのある番組がきっかけではじめた減量のためのダイエット、糖質制限ダイエットを中心に記事を書いていった。
さて、その後はどうなったかであるが、糖質制限は今も続けている。体重のほうはどうかというと、朝食前の体重は56キロ台をキープしていて、大きな変動はない。
もともと、睡眠時無呼吸の症状を何とかしたいと思って始めたダイエットだ。無呼吸の症状はというと、実は今も若干その傾向があり、完全に無くなったわけではない。
となると、体重が増加したりすれば、症状のほうも悪化する可能性が大なので、食事のほうの糖質制限の手を緩めるわけには行かない。
そういう事情もあり、体重の管理には今も相当の注意を払っている。
以前の記事を書いていたときにも、たくさんのネット上の記事や、ダイエット、糖質制限に関する書物を読んだ。
その後も、糖質制限に関するものには、なるべく目を通すようにしてきた。
自分自身の体験や、これまでに吸収してきた知識などから、糖質制限ダイエットに関してわたしの結論は、ダイエットとしての糖質制限は有効であるということだ。
しかし、このダイエット法には、注意すべき点が複数あるということもまた事実であるように思う。
注意すべき点の一番目は、糖質制限は制限が強すぎると、内臓、とりわけ肝臓と腎臓を悪くする可能性があること。
その一方で、制限がゆるすぎると、ダイエットとして何の効果も得られないだろうということだ。
どの程度の糖質制限が適当なのか。それは糖質制限ダイエットを推奨しているネット上の記事ごとに異なっている。
わたしが思うには、まず現在の食事から自分が日常、どの栄養素をどれほど摂取しているか、正確な測定が必要だということ。
これを無視して、たとえば、ある糖質制限ダイエットに関する記事で、一日50gの糖質摂取を提唱していたとして、日常300g以上の糖質をとっていた人がいきなり、50gまで摂取量を落とそうすると、単に糖質だけでなく、そのほかの栄養素にも多大な変化が避けられないため、栄養バランスの著しい変化に体のほうがついていかず、わたしのように肝臓や、腎臓を悪くする可能性がある。