からだのことS2#9(今年の締めくくり)

自分が睡眠時無呼吸だとわかったのが一年とちょっと前。医者の診断を受けたのは今年の6月。
これをどうにかしないとということで始めた、新しい食事法とエクササイズ。今のところ順調に体重が落ち、無呼吸の症状も大幅に改善された。12月前半の体重変化のグラフは次の通り。

完全に呼吸が止まってしまうことはもうなくなった、と思う。何しろ眠っている間のことだから確実のことは自分でもわからない。
ただ、5〜6時間は連続して眠れるようになったし、寝ざめの時から頭がぼーっとしていることはなくなった。一定の成果はあったと思う。
エクササイズを始めるにあたって、どのような方法がいいのかの大きなヒントになったのは例のNHKの番組。血糖値スバイクという言葉を知り、それがどんな症状なのかがよくわかった。
他でもない、自分がその症状になっていることをこの番組で気づかされた。
無呼吸で日中、猛烈な眠気に襲われていたが、血糖値スパイクでも眠気が生じるという。
つまり、私の場合、眠気を生じる原因が二重にあり、これがとんでもないときの眠気につながっていたのだ。
この眠気というのが半端ではなく、眠いと感じる前にもう意識がなくなっている。ほとんど気絶か、あるいは失神といっていいほどのもの。
これが車の運転中に起きたらどうなるか。そう思い始め、昼食後に必ず昼寝をするようになったのが、10年以上前のこと。
無呼吸も血糖値スバイクも、たぶんこのころからもう始まっていたのだろう。
10年来の昼寝の習慣が、食事法を変えたことと、無呼吸が改善されたことで、まったくしなくなった。眠くならないのだから、昼寝の必要もない。
昼寝をしないから、夜の睡眠が十分に長くなる。結果として脳内の物質代謝がうまくいくのだろう、無呼吸が原因と思われるひどい物忘れもかなり改善。新年を気分良く迎えられそうだ。