寒いこのごろよく食べるのがおでん。わたし流の作り方はちょっと変わっていて、まず大根だけを圧力鍋で煮る。
なぜそうするかというと、大根を丸ごと一本分を、圧力鍋に入れると、それだけでいっぱいになり、他の具は入れられないから。
圧力鍋の加圧時間はたったの5分間。加圧が終わってから20分ほど保温状態を保ってやると出汁の味がしみておいしくなる。
保温時間を長くするほど、出汁が沁みていくが、あんまり長くすると、大根の色が茶色くなって、味も濃すぎになる。
大根が煮えたら、別の大きな鍋に圧力鍋の出汁を移し変え、そこに他の具を入れて煮る。
私の場合、大根以外の具は厚揚げ、こんにゃく、それからがんもどきだけ。
練り製品は入れない。卵は好きではないのでこれもパス。
出汁に使ったのが、ストレートタイプのおでん用出汁。塩分濃度は1%だった。しかし、煮込んだら、厚揚げの水分が出しにでたせいか、塩分濃度は0.7%に減少。私の好みから言うと、ちょっと味が薄すぎ。