サボテン

サボテンの夏越し

昨日は梅雨を素通りして、いきなり真夏の日差しが照りつけた。今日はそれよりさらに強い日差しで、多肉植物のほとんどにとって、直射日光を当てると日焼けするレッドゾーンに入った。 サボテンの中にも、暑すぎる気温が問題になるものがあるので、早々と二重…

ある南米サボテン

画像の二つのサボテン、ずいぶん大きさが違うが、多分同じ種類だ。 大きい方は最近ヤフオクで落札したもので、マツカナ属アウレフローラという名前で出品されていた。 接木苗だったためだろうか、あまり入札価格が高騰することなく、落札することができた。 …

美青丸2種

美青丸の開花株の画像。ベランダの簡易温室に入れてあったもので、ごく普通のサボテンの栽培方法で、夏も冬も過ごした。 冬の間の断水でかなりしぼんでいたが、暖かくなって、水を与えると膨らんで、蕾をつけ、開花した。 暖かくなって、生長した部分の色が…

My quest for a Notocactus(=Parodia) rudibueneckeri

家にある「〜小町」総出演。表題のサボテンを手に入れたくて、いくつも買い求めたが、いまだ本物に出会えていない。 あるサボテン展示会で、即売されていた「白閃小町」。 私がほしい、Notocactus rudibueneckeriの和名が、白閃小町だろうということで、購入…

あるサボテンの植替え

植替えのために鉢から抜いたサボテン このサボテンをあるHCで買ったのは、もう何年前になるか記憶がはっきりしない。最初に見たとき、刺がまったくなく、これでもサボテンかと思ったことを覚えている。 大して高いものでもなかったので、物珍しさか買ってき…

二重鉢への植替え

豪華な花を咲かせた紅冠丸。株元からの変色も少ない。この状態で夏を乗り切りたいので、プラ鉢から素焼き鉢に植え替えることにした。 ノトカクタスの多くが、熱帯夜が続く頃に、株元から茶色に変色し、汚らしい姿になる。これを防ぐため、熱のこもりやすいプ…

ノトカクタス属ヘルテリー

家にはヘルテリーがいくつかある。いくつも購入した理由は紅冠丸の場合と同じだ。花がきれいなので、自分でも栽培したいと思い購入したが、花がうまく咲かない。 花を咲かせる株は、サボテン本体の株元から、どんどん変色が進み、汚らしい。 きれいな球体に…

ギムノ不明種と麗蛇丸

これまで、ギムノカリキウムのうち、翠晃冠や、麗蛇丸など、暖かい地域が原生地のものは冬の間、室内の温室に入れていた。 しかし、昨シーズンの冬は、そのほとんどをベランダに置いてある簡易温室に入れておいた。 簡易温室はビニールのカバーがあっても、…

希少種?

画像のサボテンはヤフオクで落札したもの。出品時の種名は桜丸となっていた。名札は送られてきたサボテンに付いていた物をそのまま使っている。 入札開始価格は800円。私以外に誰も入札せず、800円で落札した。 さて、このサボテンの素性、名札に間違いがな…

不細工なサボテン

家には、マミラリア属のサボテンがかなりの数ある。栽培が容易ということもあるし、種類が多いので、集める楽しみもある。 ところが、小さいうちは丸っこくて可愛かったのが、でかくなると、柱状に成長し、その上、夏と冬の成長度合いの違いから、段がついて…

冬が成長期5

ノトカクタス属紅冠丸が家には、三個ある。その理由は地久丸の場合と同じ。 最初に手に入れたのが、以前に記事にしたことのある、ヤフオクでの落札品。小さい株で、成長させて、花を見たかったのだが、なかなか成長しなかった。 それではということで、開花…

冬が成長期4

冬が成長期と思われるサボテンの続編。 一枚目の画像は地久丸。ネット通販で、時々見かける普及種、別名駄物サボテンの一つだ。このサボテンは、3つ目の地久丸として、ヤフオクで落札した。 なぜ同じ種類のサボテンを3つもあるかというと、先の二つの成長が…

懲りずにまた難物

画像のサボテンは紅映山。難物の定評高い、スクレロカクタス属のサボテンだ。 例の難物番付によると、スクレロカクタス・彩虹山として、番付に上がっており、番付は第9位。 番付第7位の同じスクレロカクタス属プビスピナが去年の夏、あっさり腐ってしまい、…

今年は不調のマミラリア

家の栽培環境では、マミラリアが一番元気なのだが、サボテンの数が増えすぎ、十分な世話ができなくなって、その影響がマミラリアの花付きに如実に現れた。 要するに、花が咲かない。咲いたものも、数が少なく、株に元気がない。 その中で、画像のマミラリア…

ギムノカリキウム属綾鼓

画像のサボテンはギムノカリキウム属綾鼓。ギムノカリキウム総覧によると、学名はG. marsoneri。 ギムノカリキウム総覧の分類はオーストリアの研究グループAGG(Arbeitsgruppe Gymnocalycium)の最新分類法に準拠したものだ。 なんだか見かけが汚らしい。ヤフ…

ギムノカリキウム属メガタエ2

画像は家にあるもう一つのメガタエ。こちらは冬の初めから、加温装置付きの室外温室に入れてある。 冬の初め、11月には、肌色が黒紫色に変色し始め、温室に入れることにした。この温室の最低気温は、真冬の一番寒いときで、12℃ぐらい。温室に日が当たるとき…

ギムノカリキウム属羅星丸

家には、学名がG. bruchiiとなっているサボテンが、他にもある。 画像のサボテンがそれだ。これも、通販サボテンショップで購入したもので、ついていた名札には、G. bruchii v. roseispinumとある。 しかし、この名前で検索をかけても、ヒットするサイトはな…

ギムノカリキウム属白蜘蛛

ある通販サボテンショップのカタログに白蜘蛛というサボテンが掲載されていた。 この名称で販売されることがあまりないサボテンだったので、珍しいと思い、購入した。 さて、その白蜘蛛。どういう素性のサボテンかというと、これがなかなか複雑。 一枚目の画…

サボテンの本

ギムノカリキウム属のサボテン、白蜘蛛についてネットで検索していたところ、あるサボテンの本に行き当たった。 タイトルは「ギムノカリキウム総覧」。一部のページが内容見本としてネットに掲載されていた。内容は、基本的に写真集。掲載写真の数が半端では…

ギムノ不明種

画像はサボテンは、去年の今頃にもブログに書いたことのある、ギムノ不明種。 レイダ丸という名札がついていたが、雑種のようだ。 寒さにあたって、去年以上に赤みが強く出ている。この変色具合から見ても、レイダ丸、つまりGymnocalycium damsiiよりも、牡…

ロホホラ属のサボテン

画像、一枚目のサボテンはロホホラ属デフューサ。刺のないサボテンで、まるで緑色の饅頭のようなサボテンだ。 あんまり好みのサボテンではないのだが、大きさの割りに安かったので、購入した。 購入して、最初の冬。色が黄色っぽく変色。球体全体が縮んだよ…

冬が成長期?2

画像は実生のエリオシケ属五百津玉。学名はEriosyce ihotzkyanae。 今は、この五百津玉、極光丸(Eriosyce ceratistes)とともに、Eriosyce aurataに統合された。 実際、極光丸として、ヤフオクで落札したものと、五百津玉、とてもよく似ていて、どこが違うの…

冬が成長期?

画像は、エリオシケ属ナピナ。和名は豹頭。一年以上前にヤフオクで落札したサボテン。 家にやってきてから、ほとんど成長していない。一度地味な色の花を咲かせたがそれっきり。画像の通り、仔サボができているが、色も悪く、一つは成長点が枯れているようだ…

冬が成長期3

画像の一枚目は、ディスコカクタス属ホルスティー。南米の高地が原産のサボテンで、日本の夏は暑すぎるようで、そのため、二重鉢にして夏を過ごさせた。 それでも、夏の間はまったく元気がなく、色が赤紫色になってしまい、こりゃだめかと思わせた。 夏の終…

冬が成長期2

冬が成長期と思われるサボテンは、ペクチニフェラに限らないようだ。 一枚目の画像は、ノトカクタス属リンキー。HCで、透明なセロハンに入れられて、売られているサボテンのひとつ。 購入した今年の5月の時点ですでに、球体の下半分が茶色く変色していた。購…

冬が成長期1

一枚目の画像は実生のペクチニフェラとプセウドペクチニフェラ。 注目すべきは、どちらもこの時期に新しい刺を出し、よく成長していることだ。 では、暑い夏の時期はどうだったかというと、これがほとんど成長しなかった。 家では、ペクチニフェラ、メロカク…

紅葉サボテン

めっきりと涼しく、を通り越して、肌寒く感じられる今日この頃。 画像は何れも翠晃冠錦。このところの明け方の低温のためか、赤っぽい色がついてきて、見た目が美しい。 黄色や赤の部分は葉緑素がかけているからだが、成長のための栄養素を太陽光線を原料に…

苦節15年?

画像のサボテンはフェロカクタス属の文鳥丸だと思われる。 購入した時に名札はなかった。しかし購入したHCにもっぱらサボテンを供給しているのは、岐阜県のサボテン業者。その業者のHPを見ると、栽培品目の一つに文鳥丸があるから、ほぼそれに間違いないだろ…

サボテンの衣替え

夏の間、鉢土の温度が上がりすぎることを避けるため、二重鉢に入れていたサボテンの外鉢を今度は、黒色のプラ鉢に替えた。 最初の画像はフェロカクタスの日の出丸。真夏も屋根の上に置き、直射日光を当て続けた。二重鉢にしていないと、黒のプラ鉢だと鉢土の…

サボテンの首2

玄関ホールの床、 鉢の陰の目立たないところに転がっているものを拾い上げてみると、思ったとおり、それは小さいサボテンの頭の部分だった。 鉢の頭がなくなっている仔サボと照合した結果、ほぼ、切断面が符合したので、落ちていたのが、仔サボの頭部である…