最近思うこと

父方の先祖3

甑島の受難の時代はまだ続く。次にWikipediaの「甑島」の項目の一部を引用する。 薩摩藩政時代には下甑島東岸の金山海岸で銅・金・銀などの採掘が行なわれ、薩摩藩の南蛮貿易の中継基地にもなった。甑島列島は天草や長崎と同じくキリシタン文化を受け入れた…

父方の先祖2

島原の乱は九州を中心に広がっていったキリスト教信仰に対する弾圧という一面を持つ。反乱に加わったものは、キリスト教信者だけではなかったから、純粋にキリスト教対幕府という構図ではなかったようだ。 それはともかく、キリスト教は、1549年、フランシス…

父方の先祖1

現在、九州の西側を北上している台風12号。その台風がかすめるように通り過ぎた島々が薩摩川内市の沖にある。その島々の名前を聞いたことがあるだろうか。 大きな島が二つに小さな島がいくつか、これらをまとめて、甑列島という。 漢字表記だと読めない人が…

でたらめ英語

英語学習に長い時間をかける割には、英語がものにならない日本人。それなのに、なぜかできもしない英語を使いたがる。 Tシャツのロゴはほとんどがアルファベット。車の名前もアルファベットを使った英語風。 店の看板だと、なんだか国際色豊かにフランス語風…

ポケモンGO狂想曲4

武田教授の意見で私が注目したのは、第四段落の「一方で…」から「経済的効果も期待される」にかけての部分と、第五段落「だが、それは…」の部分から、「不安も伴う」の部分。 NHKの番組で、たくさんの日本人の位置情報をほぼリアルタイムで捕捉し、これを解…

ポケモンGO狂想曲3

8月2日付け読売新聞に出た、「ポケモンGO現象」をどう見るという記事。 三者の識者の意見のうち、もう一つの意見も私の目を引いた。 恵泉女学院大教授、武田徹氏の意見だ。意見を次に引用する。 世界的ブームの背景には、組み合わせの妙がある。 技術面では…

ポケモンGO狂想曲2

新聞やテレビの報道はオリンピック一色となり、ポケモンGOの話題はどこへやら。早くもブームが去ったような状態。 まあ、それはいずれ来ることなのでさておくとして、前回記事の慶応大学教授、岸博幸氏意見で私が思ったことを書いてみる。 教授の意見のほと…

ポケモンGO狂想曲1

ただのケームにいい大人、いや社会全体が振り回されるとは。いやはや何たる時代と呆れ顔の人たちはもはや時代遅れの遺物なのだろうか。 無視できないほどの社会現象となっていることを受け、先日、読売新聞8月2日付け朝刊は、3人の識者の感想を記事にしてい…

除湿機

梅雨というのに相応しいようなしとしと雨が降り続く。 じめじめして気持ちが悪い、洗濯物が乾かない、食べ物が痛みやすいとネガティブ評価ばかりの梅雨だが、私はこの季節が嫌いではない。 確かに多肉植物を栽培するには問題が多いのだが,個人的にはこの後…

6枚切りの食パン

いつも行くスーパー。パンの売り場には、各種の食パンが売られている。 値段も様々。同じ一斤の食パンでも,値段は100円ちょっとから、その2倍はするものまで。 このスーパーの親会社のプライベートブランドのパンが一番安く、私はもっぱらその一番安い食パ…

キャットミルクの作り方

今日、アニマルプラネットのネコ番組を見ていたときのこと。子猫の誕生から、ある程度の大きさになるまでを紹介していた。 そのときに出てきたペルシャ系の子猫,生まれたときには元気だったのに,成長過程で成長が止まってしまい,ついに死んでしまった。 …

赤ちゃんの泣き声=ただの雑音9

前回記事の私のエピソードに関することが、これも例の本に出ていた。 これも引用してみる。 男は「一度にひとつずつ!」しかできない 男の脳は専門分野ごとにはっきり区分けされている。一度にひとつの仕事しか集中できないように、脳ができているわけで、こ…

赤ちゃんの泣き声=ただの雑音8

さて、脳の性差を思わせるエピソードには、私個人の特性とも男性全体の特性ともいえるかもしれないものもあった。 エピソードにあげた出来事の後で,読んだ本で多分、脳の機能の性差によるものだと分かったものだ。 そのエピソード。 4. ある知り合いの女性…

赤ちゃんの泣き声=ただの雑音8

1から3のエピソードは、いずれも男性が比較的得意な分野の出来事。 逆に女性が得意に事に関するエピソードもあげなければ公平ではないだろう。 それは次回の記事に譲るとして、「地図を読めない…」で、三番目のエピソードにそっくりな話が出ていたので引用し…

赤ちゃんの泣き声=ただの雑音7

脳の性差を感じたエピソードの続き。 3. 英語のサークル活動を結構長く続けてきた。その中には、若い人が中心メンバーのサークルもあり、若い人たちらしく、いつもの活動場所から離れた場所で、リクリエーションをかねての活動もあった。 そういうときに車を…

赤ちゃんの泣き声=ただの雑音6

「話を聞かない男、地図が読めない女」のは2000年4月に出版されたが、私はこの本の新聞広告を見て、すぐに購入した。 それというのも、この本が出版されるずいぶん前から,大脳にはかなりの性差があるのではないかと思っていたからだ。 そう思うきっかけにな…

赤ちゃんの泣き声=ただの雑音5

前回記事の「男脳・女脳テスト」の結果をどう評価するかについて、該当するページを次に引用する。 テスト結果について 男のほとんどはO-180点、女は150-300点の範囲に人るはずだ。脳が男っぽい配線になっている人はおおむね150点より低い。「男脳」度が高い…

 赤ちゃんの泣き声=ただの雑音4

NHKの番組「ママたちが非常事態2」で、母親と父親では、子供の行動の状態や行動に対する反応が違うことを指摘していた。 その原因が大脳の神経回路の違いにあるということなのだが,こうした大脳の性差に関してはかつて,ベストセラーとなった本がある。 「…

赤ちゃんの泣き声=ただの雑音3

前回記事を書くときには思いつかなかったのだが、子犬や子猫の世話を通じて感じ方に変化が起きたことは、まだあった。 それは、子犬や子猫を見て可愛いと思うようになったことだ。 子犬や子猫は無条件に可愛いと思っている人からすれば,どういうことか理解…

赤ちゃんの泣き声=ただの雑音2

子犬や子猫の世話をすることで、感じ方が変化したことがもうひとつある。 子犬や子猫は腹を空かせると,食べ物を求めて泣き声をあげる。しかし、泣き声をあげるのは、そのときだけではない。 もう十分、ミルクを飲み、または食べ物を食べた後でも,世話をし…

赤ちゃんの泣き声=ただの雑音1

3月27日のNHKの番組「ママたちが非常事態2」は、最新科学の知見により、母親たちが抱える悩みやイライラの原因を解明して見せた。 この番組の内容を分かりやすく要約しているのが次のサイト。 http://news.ameba.jp/20160328-1081/ 悩みの原因は,日本の母親…

人工知能の限界4

3月22日付、読売新聞一面の記事の見出しは「AI小説 創造のめばえ」となっていた。 SF作家である星新一の名を冠した「星新一賞」という文学賞のひとつに、人工知能(AI)が書いたとする作品が応募し、その一次審査をパスしたというのだ。 記事の冒頭部分を引用…

人工知能の限界3

コンピュータの翻訳ソフトがたいしたことがないのは、そもそも、そういうソフトを開発しているプログラマーが翻訳の何たるかを少しも理解していないからだ。 さらにいえば、プログラマーにかきらず、人間が言語とは何か、言語を使って物事を理解するとはどう…

人工知能の限界2

翻訳ソフトで物語の翻訳がうまく行かない理由のひとつに、言語そのもののルールが極めて複雑だということがある。 それぞれの言語には、その言語に特有のルールがある。 この場合のルールというのは、学校で習うような文法のことではない。 文法など知らなく…

人工知能の限界1

昨日の読売新聞朝刊のトップニュースとしてコンピュータが囲碁のトップ棋士に3連勝したことが出ていた。 あらかじめ想定される手をプログラムしておき、絞り込んだ手の中から、コンピュータの心臓部であるCPUを多数並列して演算させ,打つ手を決めるという手…

A friend in need

昨日の読売新聞に、ある週刊誌の広告が出ていた。記事の見出しのひとつに次のようなものがあった。 友達のふりをして「利用していただけ」の彼らはみんな消えた こんな清原和博の面倒をいまも見ているのは誰? 実際の記事を読んでいないので、記事の論調がど…

さりげないかっこよさ

2月29日付の読売新聞のコラムに次のような記事が出た。ネットでこの記事が出ているか調べたが、なかったので手打ちによる引用。 女のミカタ 佐藤友美子さん 男性にときめくのは 孫ができるような年になると、男性にときめくってことは滅多にない。と思ってい…

Challenge for Change

表題は、ある有名家電メーカーの2015年のキャンペーンフレーズだ。 ネットの検索で、表題の言葉を引用符付きで検索するとそのメーカーのサイトがヒットする。 これまでに何度か、このブログで英語の"challenge"と日本語の「挑戦」とは違うものだと書いたが、…

国産初のジェット旅客機?

ホンダジェットの画像 1月のいつだったか、NHKのニュース番組でホンダのビジネスジェット機のことを取り上げていた。 すでに、何機かを顧客に納入済みで,受注は100機を越えているという内容。 しかしこのニュースは新聞などではあまり大きく取り上げられな…

Do you like oyster?

昨日のNHKの番組「ためしてガッテン」では、貝のほうのカキを取り上げていた。 カキには生食用と加熱用があり、養殖のためのイカダの設置場所がそもそも違うとか。 たいていの人は生食用のほうが新鮮だと思っているらしい。 私は売っているカキに二種類ある…